柔軟剤として活用
掃除意外に、柔軟剤としても活用できます。一般の香りのある柔軟剤もいいのですが、洗濯物が乾燥したときにはもう香りなどほぼ無くなってしまったということはありませんか。そもそも柔軟剤は洗剤と相反する要素を持っています。
すすぎがしっかりできていれば効果を発揮しますが、洗剤残りがあると、効果は半減するのです。つまり、洗剤と柔軟剤を一緒に使うと、両方の効果が落ちてしまいます。柔軟材はすすぎの水がきれいになってから入れるということですね。
そこでお勧めしたいのが、重曹とクエン酸を使った柔軟剤です。これなら環境にも優しい洗濯ができます。ポイントは、洗濯用洗剤を入れる際に洗剤の量を普通の３割減らすことです。その代わりに重曹を0.5カップほど入れ（水５０リットルに対して重曹１００g）、洗濯してください。
次はすすぎですが、１回すすぎならクエン酸を入れ、２回すすぎなら１度目は重曹、2度目をクエン酸にします。量は、クエン酸小さじ半分、重曹0.5カップです。ただし、シルク、アセテート、レーヨン素材では避けてください。
最後に、掃除の際の重曹とクエン酸の諸注意です。重曹は、「重曹の粒子で柔らかい素材だと傷つく事がある」、「天然素材、アルミの変色する恐れ」、「手が荒れやすいのでゴム手袋をする」、「目に入れないこと。強い痛みを感じる」などです。
クエン酸は、「大理石に使用すると溶ける恐れがある」、「鉄製のつけると錆びやすくなる」、「目に入れない。強い痛みを感じる」、「市販の塩素系洗剤と混ぜないこと。有毒ガスうぃ発生させる事がある」となります。